どうも、HSPブロガーのみすけです!
最近になって、こういったお声をいただくことが増えました。
そこで今回は、以下の内容を学生編、社会人編に分けて紹介していこうと思います。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
そもそもHSPとは?
- 正式名称はHighly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)
- 人一倍、繊細で敏感な気質を持った人のこと
- 周りの5人に1人はHSPと言われている
HSPの正式名称は、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)。
日本語にすると「人一倍敏感な気質を持った人」という意味で、周りの5人に1人はHSPだと言われています。
また、中には繊細な気質と刺激を求める気質を併せ持つ「HSS型HSP」である方もいます。
HSPは周りの5人に1人という比率に対し、HSS型HSPはなんと人口の6%。
【体験記】僕がHSPの症状を自覚したきっかけについて|学生編
ここでは、僕が学生時代に経験したHSPの症状について紹介していきます。
まず簡単にまとめると、以下の通り。
- 人の怒っている姿が苦手
- 大きな音が苦手
- 他人に感情移入しすぎて病む
それぞれ詳しく解説していきます。
人の怒っている姿が苦手
- 先生の怒鳴り声や大きな声が苦手
- 友達の喧嘩を見てガチ泣きする
これは小学校時代ですね。
人が怒っているところを見ると、まるで自分が怒られているような感覚になることが多くありました。
てっきり周りの人達も同じような感じなのかと思いきや
「周りの人は先生に怒られても平気なんだ」という事実を知った時は、本当に衝撃でした。
いや、平気と言ったら語弊があるかもしれませんが…
ただ少なくとも僕と同じように、自分が怒られているような気持ちになる人は少ないんだと。
この時に初めて知りました。
大きな音が苦手
- 列車の汽笛の音にドキッとする
- 列車がトンネル内を走行する時の大きな音が苦手
高校生になると、通学や部活の遠征などで電車を使うことが多くなりました。
僕の当時住んでいたところはド田舎だったので、トンネルや橋などが多かったんですよね。
電車がトンネルに入る時って、高確率で汽笛を鳴らすことが多いんですよ。
その汽笛を聞く度に飛び跳ねそうになったり、さらには「次に汽笛が鳴るのはいつや…!?」と身構えてしまい、終始そわそわしてたりしました。
他人に感情移入しすぎて病む
- 他人のネガティブな気持ちが自分に入って来やすい
- 誰かの相談事を自分のことのように考えてしまい、病む
大学時代は、カウンセラーになるために心理学を専攻してました。
そのため講義では、カウンセリング実習をやる機会も何度かあったんですが…
「HSPは共感性に長けている」とよく言われていますが、それが裏目に出てしまったのかもしれません。
他人に感情移入しすぎて、病む。
とにかく病む。
実習以外でもなぜか相談を受けることが多く、その度にメンタルブレイクを繰り返す日々を送っていました。笑
【体験記】僕がHSPの症状を自覚したきっかけについて|社会人編
ここでは、僕が社会人になってから経験したHSPの症状について紹介していきます。
まず簡単にまとめると、以下の通り。
- 見られてると極度に緊張する
- コミュニケーションの取り方の違いを知る
- 1人の時間がないと耐えられない
それぞれ詳しく解説していきます。
見られてると極度に緊張する
- 視線を感じると仕事に集中できない(そして大体ミスする)
- 1人で現場を任せられる日は超天国
新人だと、上司や先輩に仕事内容を色々と教えてもらう機会が多いかと思います。
…が。
忙しい中、教えていただけるのは本当に嬉しいんですよ。
でもこう、ずーーーっと見られてるとね…
まるで監視されているような気持ちになり、緊張して仕事どころじゃないんですよ。
で、緊張してると大体ミスします。
怒られます。
しかし、そんな僕が人が変わったかのように本領発揮する時があるんです。
それは、1人で現場を任されるとき。
1人なので体力的な疲れはすごかったものの、精神的な疲れはそこまでありませんでした。
コミュニケーションの取り方の違いを知る
- 無意識に相手の反応を予想しながら喋っている
- 周りの人はそうではないと初めて知る
「自分が今○○と言ったら、相手はAと言うだろうか?Bと言うだろうか?」
「もしAだったらこれを話して、Bだったらこれを話して…」
こんな感じで、無意識に相手の反応を予想しながら喋ることが多かったんです。
そのためか、一言一言を発するのにかなりエネルギーを使っていて、ちょっと喋るだけでも疲れてしまっていたんですよね…
最初は頑張るんですが、徐々に自分から話しかけることも少なくなっていきました。
「みんなはどうして、あんなにペラペラ喋れるんだろう…」
と疑問に思い、色んな人に相談してみたら、驚くことに周りの人は
とか。
とか。
僕と考えが全く違ったんです。
- 相手の反応をうかがいながら喋るのは自分だけだったんだ…!
- 周りの人達とはコミュニケーションの取り方が全然違うんだ…!
この時、初めて分かりました。
1人の時間がないと耐えられない
- 大人数で何かをすると、気を遣いすぎてヘトヘトになる
- 1人の時間がないと休まらない
- どれだけ好きな人でも、長時間一緒にいると疲れる
社会人になると、大人数での飲み会や目上の人との会食に参加する機会が増えました。
そういった場に呼んでいただけるのは、本当にありがたかったんですが…
- まずい発言をしてしまっていないだろうか?
- ○○さん、そろそろコップ空きそうかも?飲み物注ぎに行った方がいいかな?
大人数での集まりはエネルギーを大量消費しますし、周囲の空気に押しつぶされそうな感覚がずっと続いているようで、なかなか気が休まらず…
家に帰ってくる頃にはもうヘトヘトでした。
それよりも特に困るのが、どれだけ大好きな人であっても、長時間一緒にいられないこと。
相手にはほんっっとに申し訳ない話なんですが。
誰かとお付き合いすることがあったとしても
- 付き合う
- 1人の時間がなくて疲れる(でも相手はもっと一緒にいたいと思ってる)
- 相手に申し訳なくて、2人の時間を作るようにする
- 体調悪くする
- 我慢できなくなって気持ちを伝えるも、すれ違いが起こる
- 別れる
みたいなパターンが多かったです。
相手のことは好きなのに、その気持ちが嘘みたいになーんにも伝わらなくて悲しい。
好きなのに「1人になりたい」なんて思ってしまう自分は、なんて最悪な人間なんだろう。
そう当時は思ってました。
自分がHSPだと自覚したのは、とある本がきっかけだった
友人や家族に話を切り出せるわけがなく、カウンセラーともウマが合わずに相談できない…
そんな自分がHSPだと知ったのは、とある一冊の本がきっかけでした。
それが「敏感すぎて困っている自分の対処法」という本。
この本を読んだことをきっかけに、HSPという気質について知りました。
そして本を読んだ後にHSPについて調べてみると、超びっくり…!
「自分に向けて書いてくれてるのでは…?」と思ってしまうほど、当てはまる部分が多かったんです。
その後、HSPについてさらに詳しく調べると、他にも自分と同じような境遇の人がいると分かりました。
- 自分は病気じゃなかったんだ
- 人よりも物事に反応しやすい気質なだけなんだ
- 繊細な人なりの生き方もちゃんとあるんだ
みんなのように人のことを好きになれず、わがままでどうしようもなく、変わり者で、大嫌いだった自分。
そう思っていた自分のことを、初めて少し認めてやれることができたような気がしました。
「敏感すぎて困っている自分の対処法」に出会えたことに、とても感謝してます。
【体験記】僕がHSPの症状を自覚したきっかけについて|まとめ
- 人の怒っている姿が苦手
- 大きな音が苦手
- 他人に感情移入しすぎて病む
- 見られてると極度に緊張する
- コミュニケーションの取り方の違いを知る
- 1人の時間がないと耐えられない
- お金を稼ぐには、辛いことを我慢しながら働くしかない
- 死ぬまで人間関係で辛い思いをしながら、生きていくしかない
ずっとそう思っていた僕にとって、HSPを自覚できたのは本当に大きかったです。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
以上、今回は「【体験記】僕がHSPの症状を自覚したきっかけについて」という内容でお届けしました。