- HSPでも営業職でやっていけるのかな?
- 実際に営業を経験したHSPの人の感想が聞きたい
そんな声にお答えしていきます。
どうも、HSPのみすけです!
かつてホテルのフロントスタッフとして働いていた筆者。
本職はフロントなのに、なぜか営業スタッフとしても繰り出されることが多かったです。
僕はHSS型HSPの気質を持ってるんですが、そんな僕でも
HSPは営業でもやっていけるけど、死ぬほど疲れるしストレスもたまりやすい
と感じました。
そんな僕の経験を踏まえ、ここでは
- なぜHSPに営業職が向いているのか?
- なぜHSPが営業職につくと疲れやすいのか?
- HSPが営業職を続けるためには、どうすればいいのか?
などを紹介していきます。
【メリット】なぜHSPに営業職が向いているのか?
ここでは、HSPが営業職に向いている理由を3つ紹介していきます。
まず簡単にまとめると以下の通り。
- お客さんに信頼してもらいやすい
- 勘の良さと洞察力で結果に繋げられる
- 馴染むとさらに力を発揮する
それぞれ詳しく解説していきます。
お客さんに信頼してもらいやすい
- 共感力を武器に信頼を得る
- ほどよい距離感を保つ
「HSPの長所」でも紹介してますが、HSPの最大の強みは圧倒的な共感力。
人から信頼してもらうって、実はけっこう難しいこと。
でもHSPは自然とそれをやってのけます。
僕も実際、営業スタッフとして色んな方と話しましたが
「なんとなくだけど、話してると温度感が分かる」
ということが、けっこうあったんですよね。
勘の良さと洞察力で結果に繋げられる
- HSPは本質を掴むのがうまい
- ひとつの課題を深く考える
- 色んな予測を立て、前もって手を打つ
HSPには、物事を深く考える特性があります。
- この人は、どんな課題を抱えているんだろう?
- その課題の根本的な原因は、どこにあるんだろう?
HSPの洞察力は、こういった場面で大活躍します。
また持ち前の勘の良さから
- もしかしたら○○になるかもしれない
- 予め手を打っておくべきだろう
といった感じで、細部まで抜かりないです。
結果を出す適正は十分にある、と言っていいでしょう。
馴染むとさらに力を発揮する
- 相手が顔なじみであるほど力を発揮しやすい
- セールスも切り出しやすくなる
HSPは、相手が顔なじみであればあるほど力を発揮します。
そこを乗り越えて通い続けていれば、少しずつストレスは減っていきます。
相手と親しくなった頃には
- 相手の特徴、悩みが大体分かっている
- 準備万端の状態で相手のところに行ける
- セールスもしやすい
という感じになっているので、結果にも繋げやすいです。
【デメリット】なぜHSPが営業職に就くと疲れやすいのか?
中には「HSPには営業職は向いていない」という意見もあります。
そこで僕の経験も交えつつ、HSPが営業職に向いていない理由も考えてみました。
まず簡単にまとめると以下の通り。
- 不特定多数の知らない人と会うと疲れる
- ノルマや業務量が負担になる
- トラブル対応でストレスをためやすい
それぞれ詳しく解説していきます。
不特定多数の知らない人と会うと疲れる
- 知らない人と沢山会うと疲れやすい
- 個人向けの営業だと特に大変
営業と言っても、会社によって形態が違ってきます。
場所によっては、たくさんの知らない人達と会わなければいけません。
HSPは元々知らない人と会うことが得意ではないので、消耗が激しいです。
ノルマや業務量が負担になる
- プレッシャーに弱い
- 多くのことを一変にするのが苦手
- パニック状態になってしまうことも
- ノルマに追われるのが苦手…
- でも上司の期待を裏切りたくないし…
HSPは感受性が高いが故に、人一倍プレッシャーを感じやすい一面もあります。
どの業界でも言えることですが、一部の天才を除いて最初から仕事ができる人なんていません。
ですがHSPには、とても真面目な人が多いです。
真面目なぶん責任を感じやすいので、数字が取れないことに対して悩むことが多くなります。
また営業以外の雑務もこなさなければいけない場面も多いです。
HSPはその業務量に処理が追い付かず、パニック状態になることも少なくありません。
トラブル対応でストレスをためやすい
- クレームを受けることもある
- 責任感が強すぎるが故に、ストレスをためやすい
営業職である以上、時にはクレームを受けることもあります。
僕も何度かクレーム対応を受けてますが、精神的にかなりキツイです…
また立場上、会社とお客さんとの板挟みにも合いやすいです。
そうなるとトラブルはどうしても避けられないので、ストレスはかなりたまります。
【対処法】HSPが営業職を続けていくためには?
「HSPだけど、営業職でやっていける方法が知りたい…!」
きっと中にはそんな方もいることでしょう。
そこでここでは、HSPが営業職を続けていくために気を付けるべきことを紹介していきます。
まず簡単にまとめると以下の通り。
- 1人の時間を確保する
- 自分のペースでステップアップしていく
それぞれ詳しく解説していきます。
1人の時間を確保する
- 営業職だと特にエネルギー切れを起こしやすい
- 1人になることでエネルギーを回復できる
ここまでの内容を見て分かるのが
HSPは営業職でもやっていけるが、エネルギー切れを起こすのが超早くて疲れやすい
ということ。
営業職をしている以上、エネルギー切れは避けられません。
そのため、1日に最低でも数十分は1人の時間を確保するようにしてください。
- 1人でボーっとする
- 寝る前に好きな音楽を聴く
- 週に1回は運動をする
などなど、なるべく毎日1人の時間を作ってストレスケアを欠かさないようにするのがおすすめです。
自分のペースでステップアップしていくことを意識する
- 最初はどうしても人一倍緊張が大きい
- 周りに要領が悪いと思われるかもしれない
- でも自分のペースでステップアップしていくように
- ある時、急成長する日が来る
感受性の強いHSPですが、最初はどうしても人一倍緊張が大きくなってしまいがち。
そのため仕事がうまく覚えられず
/
(要領が悪いな…)
\
と、上司から思われるかもしれません。
ですがある時、人が変わったかのように急成長する日が来ます。
見違えたかのように、どんどん結果を残していきます。
最初はキツイかもしれませんが、あまり焦らずにやっていきましょう。
無理して営業職を続けるくらいなら、HSPの強みを活かす道に進むのもアリ
どうしても辛い時は、無理をせずに転職の道を考えるのを強くおすすめします。
我慢し過ぎた結果、身体を壊してしまうようでは元も子もなくなりますから…
「仕事のために生きてはいけないよ。生きるために仕事をするんだよ。」
僕が学生時代に、恩師にいただいた言葉です。
HSPにはHSPに合った環境がちゃんとあります。
自分に合った環境に身を置くことで、ストレスは軽減できますし、ちゃんと力を発揮できるようになりますよ。
【経験者が語る】疲れるけどHSPでも営業はできる【理由・対処法】|まとめ
- HSPでも営業はできるし、結果もそれなりに出せる
- ただ人並み以上に疲れる
- 営業を続けていくには、ストレスケアが超重要
- あまりにも辛いときは、自分に合った環境に身を置くのもアリ
僕もかつては無理をしすぎて、体を壊してしまった経験があります。
それでも今なんとか人並みの生活ができてるのは、自分に合った環境を見つけられたからです。
「営業は止めておけ~~!」なんて偉そうなことは僕には言えないですが…
ただ「HSPに合った場所がちゃんとある」ということだけでも、知っていただければと思います。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
以上、今回は「【経験者が語る】疲れるけどHSPでも営業はできる【理由・対処法】」という内容でお届けしました。